GMOとくとくBB WiMAXが2026年10月に605円値上げ|契約解除料が免除される8月21日〜9月20日に確認する4項目

GMOとくとくBB WiMAXが2026年10月に605円値上げ。解除料の免除は8月21日〜9月20日 料金・セット割

執筆:現役の通信業界営業マンプロフィール・情報の扱いについて →

最終更新:2026年8月20日(料金・条件・期限はGMOとくとくBBの公式情報で確認しています。参照した資料はURL付きで記事末尾に一覧を置いています)

GMOとくとくBBのWiMAXが、2026年10月1日利用分から全プラン一律605円(税込)値上げされます。あわせて、契約解除料のあるプランに限り、2026年8月21日〜9月20日の解約なら更新期間に関わらず契約解除料が無料になる案内が出ています。

この記事は、料金プランの一覧や他社WiMAXとの比較はしません。いまGMOとくとくBB WiMAXを契約している人が、この1か月の窓で動くべきかどうかを判断するための記事です。先に結論を3つ書きます。

  • 「解除料が無料」で浮く金額は、契約解除料の額そのものです。 2022年7月1日以降に申し込んだ契約なら、24か月目までが1,100円、25か月目以降はもともと0円です。ただし契約解除料そのものが設定されていないプランもあるので、自分がどれに当たるかはBBnaviの契約内容で確かめてください。免除される額がいくらなのかを先に確かめないと、この期限に意味があるかどうかも決まりません。
  • 免除されるのは契約解除料だけで、端末代の残りは免除されません。 端末を分割で払っている途中なら、解約した月の翌月に残りが一括請求されます。33,264円の端末を36回払いにしている場合、12回払い終えた時点で22,176円です
  • 解約すると、そのままではスマホ側のセット割も止まります。 au・UQ mobileの割引は現行の主なプランで1回線あたり最大1,100円。対象が3回線あれば月3,300円です(旧プランではこれと異なる割引額もあります)。605円の値上げを避けて、それより大きい割引を失うことがあります

先に、自分がどこに当てはまるかだけ確認してください。

いまの契約解除料2026年8月21日〜9月20日という期間の重み
0円(2022年7月以降の契約で25か月目以降/もともと解除料のないプラン)免除の期間は関係ありません。 解約するかどうかは、このあとの残債・セット割・キャッシュバックを見て決めます。決めたあとに効いてくるのは「やめたい月の20日まで」という締日のほうです(→「2026年8月21日〜9月20日にやること」)
1,100円(2022年7月以降の契約で24か月目まで/契約解除料の設定があるプランの場合)残債・セット割・キャッシュバックを先に見ます。1,100円と、解約を1か月ずらしたときに動く金額を並べて比べます(→1か月ずらすと何が動くか
3,300円/10,450円(2022年6月以前の契約で更新月以外)この額と、解約を1か月ずらしたときに動く金額を並べて比べます(→1か月ずらすと何が動くか

この記事の対象はGMOとくとくBB WiMAXの契約者だけです。 WiMAXはサービス名の似た提供会社が複数あります。この記事に出てくる金額・条件はすべてGMOとくとくBBのものなので、契約先が違う場合はその会社の案内で確認してください。BIGLOBE WiMAXについては別記事で扱っていますBIGLOBE WiMAXの値上げ記事


まず「自分は605円上がるのか」と「免除の対象か」を切り分ける

この2つは別の話です。混ぜて考えると判断がぶれます。

値上げは、対象サービスの全プランが対象です。 公式告知に挙がっているのは、WiMAX +5G ギガ放題接続サービス、WiMAX +5G(3年)ギガ放題接続サービス、WiMAX2+ の各接続サービス(ギガ放題・通常・3年・au版)、WiMAX2+ギガ放題 レンタルプラン、そしてとくとくBBホームWi-Fiです。「すべての料金プランが改定の対象となります」と明記されており、利用者側の手続きは不要で、2026年10月利用分から自動的に適用されます。

例外は1つだけです。月額390円キャンペーンの特典を適用中の場合、特典適用期間中(利用開始から6か月間)はこれまでどおりの特典価格が続きます。 ただし特典期間が終わった後は、改定後の月額料金が適用されます。つまり値上げが免除されるのではなく、後ろにずれるだけです。

一方、契約解除料の免除は「契約解除料のあるプランをご利用中のお客さま」に限られます。 ここが最初の分かれ目です。GMOとくとくBBが現在新規で案内しているプランは、公式の料金ページで「解約違約金:なし」と表示されています。もともと解除料が発生しない契約の人にとって、この免除には意味がありません。

自分の改定後の月額は「いまの対象月額+605円」です。 現在の月額はBBnaviマイページで確認できます。605円という金額の重みも、先に確認しておきます。

期間値上げの累計額
12か月7,260円
24か月14,520円
36か月21,780円

年間7,260円は小さくない金額です。ただし、次に見る「解約したときに出ていく金額」と比べないと、動くべきかどうかは決まりません。


確認①:契約解除料はいくら免除される?(申込時期で0円〜10,450円に割れる)

公式FAQでは、契約解除料が申込時期で明確に分かれています。

申込時期解約のタイミング契約解除料
2022年7月1日以降1か月目〜24か月目1,100円(契約解除料の設定があるプランの場合)
2022年7月1日以降25か月目以降0円
2022年6月30日以前契約更新月の期間内0円
2022年6月30日以前更新月以外の期間10,450円
2022年6月30日以前2025年7月1日以降に更新月を迎えた後の、更新月以外の期間3,300円

2022年7月1日以降の契約は契約期間2年で、自動更新がありません(25か月目以降はいつ解約しても解除料が発生しません)。2022年6月30日以前の契約には2年契約と3年契約があり、公式の解約案内では更新月が2年契約なら25か月目、3年契約なら37か月目と書き分けられています。自分がどちらなのかは推測せず、BBnaviマイページと契約書面で確認してください。なお2025年7月1日以降に自動更新を迎えた契約は、電気通信事業法の改正にともなって解除料が一律3,300円に下がっています(もともとの解除料が3,300円以下の場合は適用されません)。

GMOとくとくBB WiMAXの申込時期別・免除される契約解除料の早見表

この表を、605円の値上げと並べてみてください。

  • 2022年7月以降の契約で24か月目まで → 免除される額は1,100円。値上げ2か月分に届きません。ただし契約解除料そのものが設定されていないプランなら0円なので、BBnaviの契約内容で自分がどちらかを確かめてください
  • 2022年7月以降の契約で25か月目以降 → 免除される額は0円。免除という意味では窓と関係ありませんが、解約するなら9月20日という締日の意味は残ります(→「2026年8月21日〜9月20日にやること」)
  • 2022年6月以前の契約で更新月以外 → 免除される額は10,450円または3,300円この額と、解約を1か月ずらしたときに動く金額を並べて比べます(→1か月ずらすと何が動くか

免除額が大きくなるのは、2022年6月30日以前に申し込んで、いま更新月ではない場合です。 免除額が0円・1,100円になる契約では、「無料になるから今動く」ではなく「動くかどうかを他の要素で決める」という順番になります。

自分の申込時期と契約更新月は、BBnaviマイページの「ご契約内容のご案内」で確認できます。記憶で判断せず、必ず画面で確認してください。申し込みが2022年7月1日の前か後かで、適用される行そのものが変わります。


確認②:解約すると端末代の残債はいくら請求される?(「実質無料」の裏側)

公式FAQには、こう書かれています。

端末代金を分割(24回または36回)でお支払いいただいている場合、支払いがすべて完了する前に解約されると、未払い分(分割残債額)が解約月の翌月に一括請求されます。「実質無料」などで毎月の月額料金から分割払い相当分が値引きされている場合も、解約された時点で値引きサポートは終了し、残債のみの請求となりますのでご注意ください。(GMOとくとくBB公式FAQ

公式に掲載されている端末代金と分割額は次のとおりです。

端末本体代金(税込)分割回数毎月の分割払い相当分(月額値引き額)
21,780円36回605円
27,720円24回1,155円
27,720円36回770円
33,264円36回924円

計算は「毎月の分割額 × 残っている回数」です。 現行の端末(33,264円・924円×36回)で計算すると、こうなります。なおこの4通りがすべてではありません。申込経路によっては同じ33,264円の端末を24回払い(月1,386円)にしている案内もあるので、自分の分割額は契約書面かBBnaviで確認してください。

支払い済み回数残り回数一括請求される残債
12回24回22,176円
18回18回16,632円
24回12回11,088円
30回6回5,544円
端末代33,264円を924円×36回で支払っている場合の、解約時に一括請求される残債の早見表

免除される契約解除料が1,100円に対して、一括請求される残債が22,176円(33,264円の端末を12回払い終えた場合の例です。金額は自分の端末代と残り回数で計算してください) この2つを並べたときに「無料のうちに解約しよう」と言えるかどうかが、この記事でいちばん伝えたい部分です。

この22,176円が「解約したときにだけ発生する費用」なのか、「支払う時期が早まるだけ」なのかは、契約によって変わります。 公式FAQは、単純に分割で払っている場合と、「実質無料」などで毎月の分割額と同額が月額料金から割り引かれている場合の両方を挙げています。

  • 月額料金から端末代の割引が入っている場合 → 契約が続いているあいだは実質的な負担になりません。解約するとその割引が止まるので、残債はまるごと、解約したときにだけ出ていく費用になります
  • その割引が入っていない分割払いの場合 → 解約してもしなくても払う総額は同じで、変わるのは支払う時期です

自分がどちらなのかは、契約書面や申込時の提供条件(「実質無料」「端末購入サポート」といった記載があるか)で確認してください。 判別がつかない場合は窓口で聞くのが確実です。判断に効くのはここで、割引が入っている契約ほど「解約すると出ていく額」が大きくなります。

現役営業の現場から: 「実質無料」という言い方は、端末代が0円になるという意味ではなく、分割払いと同額を毎月割り引くという意味です。私が普段扱っている光回線の工事費も同じ仕組みで、途中で解約すると割引が止まり、残りが一括で請求されます。契約時に「実質無料です」と説明された記憶しかない場合は、端末代がいくらの何回払いなのかを、契約書面かマイページで先に確認しておくことをおすすめします。

なお、WiMAXの端末とSIMカードは、解約後も返却は不要です(公式は「処分される場合は、お住まいの自治体の指示に従い廃棄をお願いします」としています)。ただしWiMAX 2+のレンタルプランを利用している場合だけは、解約後に返却が必要です。自分の契約がレンタルプランかどうかは、BBnaviマイページの契約内容で確認してください。

端末代を分割で払うホームルーターの解約については、別記事でも扱っていますソフトバンクエアーの解約と端末残債ドコモhome 5Gの見直し


確認③:解約するとau・UQ mobileのセット割はいくら減る?

ここは、WiMAXの請求書だけを見ていても気づけない部分です。割引はGMOとくとくBBの請求ではなく、au・UQ mobile側の請求に表示されているからです。

現在のセット割の金額は次のとおりです。

割引対象プラン割引額(スマホ1回線あたり)
auスマートバリュー使い放題MAX 5G/4G系、auマネ活プラン系月1,100円
auスマートバリュースマホミニプラン 5G/4G、スマホスタートプランベーシック月550円
UQ mobile 自宅セット割トクトクプラン、ミニミニプラン月1,100円
UQ mobile 自宅セット割くりこしプラン+5G(S/M)月638円
UQ mobile 自宅セット割くりこしプラン+5G(L)月858円

失う額は、対象になっている回線それぞれの割引額の合計です(回線ごとにプランが違えば割引額も変わります)。家族3回線がそれぞれ1,100円なら月3,300円で、WiMAXの値上げ額605円の5倍以上になります。値上げを避けるために解約したら、世帯全体の通信費はむしろ増えた、ということが起こり得ます。

さらに、古い契約の人は割引の終わり方が違います。

  • auスマートバリュー mine(旧・WiMAX 2+向け):WiMAX 2+接続サービスを解約した場合、割引の適用は解約の前月、またはスマホ割を解除した月で終了します
  • ギガMAX月割(UQ mobile向け・最大550円。2024年6月末で新規・変更受付終了):対象のWiMAX回線を解約またはプラン変更した場合、解約またはプラン変更を申し込んだ月で終了します

「解約月まで割引が続く」とは限らないという点に注意してください。

UQ mobile 自宅セット割には、もう一つ確認しておきたい条項があります。 公式には「対象サービスのお申込みが確認できない場合やお客さま都合により対象サービスのお申込みを取消された場合は、割引を終了し、それまでの割引額をUQ mobileのご利用料金に合算請求させていただく場合があります」と記載されています。過去に適用された割引がさかのぼって請求される可能性があるという書き方なので、乗り換え先でセット割を組み直す予定がある場合は、順番と手続きの確認先をあらかじめ整理しておいた方が安全です。

スマホ側を格安プランに変えると、上の表にある対象プランから外れて割引が止まることがあります。その論点は別記事で扱っていますスマホを格安プランにした後のセット割

なお、ホームルーターを使っていてauスマートバリューを適用している場合、プラスエリアモードの月間容量が30GBになるという特典が付いています(プラスエリアモードは、利用した月だけ月額1,100円が別途かかるオプションです)。プラスエリアモードを常用している人は、この特典の条件も確認しておいてください。


確認④:受け取っていないキャッシュバックはどうなる?

GMOとくとくBBのキャッシュバックは、受け取りの手続きが後から来る方式です。WiMAX +5Gの標準的な時期は、口座登録の案内メールが端末発送月を含む11か月目の月末頃に届くというものです。

ただし公式FAQは「入会経路や申込内容、時期によって、メールの配信時期が上記とは異なる特典がございます」としており、実際に価格.com経由の申込ページでは「端末発送月を含む5か月目」と案内されています。自分の特典がいつ届くのかは、契約書面で確認してください。

そして、公式FAQにはこう書かれています。

退会・未払いによるサービス停止などで特典の対象外となった場合は、案内メールは送付されません。(GMOとくとくBB公式FAQ

つまり、キャッシュバック特典が付いている契約で、案内メールが届く前に解約すると、特典を受け取れなくなる可能性があります。 案内の時期を迎えていない段階で「解除料が無料だから」と動くと、免除される契約解除料と引き換えに、受け取れるはずだった特典を手放すことになりかねません。自分の契約が何か月目で、案内がいつ届く条件なのかを、必ず先に確認してください。

受け取りそのものにも、注意すべき点が2つあります。

  1. 案内メールは原則として「GMOとくとくBBの基本メールアドレス」宛に届きます。 申込時に入力した普段のメールアドレスとは別のものです。公式も「普段お使いのメールではなく、WEBメールやメール設定いただいたメールソフトで確認が必要です」としています
  2. メール受信後、指定の期限内に口座登録を完了させる必要があります。 期限を過ぎると振込の対象外になります

案内メールは対象月の月末に配信されます(月末が土日祝の場合は直前の平日)。件名は「GMOとくとくBBからのお知らせ キャッシュバック特典について」です。心当たりのある人は、この記事を読んだついでにWebメールを確認してみてください。 契約書面にある案内の時期を過ぎているのにメールが見つからない場合は、口座登録の期限が先に来てしまうので、GMOとくとくBBへ問い合わせて特典の状況を確認してください。 キャッシュバックの受け取り手続きそのものについては、別記事でも扱っています光回線の申込窓口の選び方


2026年8月21日〜9月20日にやること(解約は毎月20日締め)

ここまでの4項目を確認したうえで解約すると決めた場合の手順です。この記事で日付のルールを説明するのはここだけです。

公式が示している免除の期間は「2026年8月21日から2026年9月20日まで」です。 8月20日以前の手続きはこの期間に入りません(この日付の読み方については、このあとの締日の説明で改めて触れます)。

そのうえで1つだけ。解約すれば、その回線でインターネットは使えなくなります。ただしこの期間に手続きをしても、WiMAXが使えるのは2026年9月30日までです(理由はこのあとの締日の説明のとおりです)。手続きをした日に止まるわけではありません。

WiMAXが自宅で唯一の回線なら、乗り換え先が9月30日までに開通するかどうかで動き方が変わります。

ここはどちらを優先するかの選択になります。工事や機器の配送は遅れることがあるので、両方を確実に満たす手はありません。

  • 回線を切らさないことを優先する → 乗り換え先の開通を実際に確認してからWiMAXを解約します。確認を待つあいだに9月20日を過ぎると、公式が示している免除の期間から外れます(解除料が発生する契約なら、その分の出費を受け入れることになります)
  • 免除を優先する → 開通予定日を確認したうえで、8月21日〜9月20日のあいだに解約手続きをします(この期間が手続きをした日を指すのかについては、このあとの締日の説明で触れます)。予定が遅れると、9月30日から実際の開通までインターネットが止まります

どちらの場合も、WiMAXの料金は9月30日まで発生します(日割りになりません)。乗り換え先が開通日から課金される契約なら、開通日から9月30日までは二重払いです。開通月が無料になるかどうかは乗り換え先の条件を確認してください。

GMOとくとくBBの解約は「毎月20日締め」

公式の案内は次のとおりです。

  • BBnaviマイページから24時間手続きできる
  • 当月20日までの手続き → 当月末日で解約
  • 当月21日以降の手続き → 翌月末日で解約
  • 解約月の日割り請求はない(解約月は1か月分を支払う)
  • 締め切り前であれば、一度手続きした解約のキャンセルも可能(WiMAX 2+レンタルプランは対象外。下の表を参照)

手続きの前に確認する例外(公式FAQに書かれているもの)

該当する人注意点
GMOの固定回線(とくとくBB光・ドコモ光など)も契約しているBBnaviで「会員退会」を選ぶと固定回線も同時に解約されます。WiMAXだけをやめる場合は、退会ではなく該当サービスの削除を選びます
GMOとくとくBBのメールアドレスを使っている退会するとメールアドレスは永久に再利用・復旧できず、サーバー内のメールデータもすべて削除されます。必要なメールは先に手元へ保存してください。さらに、このアドレスを他のサービスのログインIDや連絡先として登録している場合は、退会前に登録先のアドレスを変更してください(アドレスが消えると、あとから届く確認コードやパスワード再設定のメールを受け取れなくなります)。キャッシュバックの案内メールも原則としてこのアドレス宛です
WiMAXと一緒に有料オプションを申し込んでいる安心サポートや公衆無線LANなどの有料オプションを付けている場合、オプションによってWiMAXの解約と一緒に自動で終わるものと、そうでないものがあります。解約手続きの前に契約中のオプションを一覧で確認し、扱いが分からないものはGMOとくとくBBへ確認してください。解約後の請求で気づくと、その時点までの料金はもう発生しています。解約後の請求にも残っていないかを確認し、残っていたら個別に解約手続きをしてください
WiMAX 2+のレンタルプラン解約手続き完了後のキャンセルはできません。 端末やSIMカードなどの備品はすべて返却が必要で、解約月の翌月20日までに返却が確認できないと未返却補償料(端末発送月が2022年6月30日までなら22,000円、2022年7月1日以降なら21,780円)が請求されます

締日から導くと、この窓の解約日は全員同じになる

手続きした日20日締めの適用解約日
2026年8月21日〜8月31日21日以降 → 翌月末2026年9月30日
2026年9月1日〜9月20日20日まで → 当月末2026年9月30日
免除の期間2026年8月21日〜9月20日と毎月20日締めを重ねると、解約日はどちらも2026年9月30日になる図解

公式が示しているのは「8月21日〜9月20日」という期間と20日締めのルールで、下の解約日はそこから導いた整理です。窓の中のどの日に手続きしても、解約日は2026年9月30日で同じになります。 ここから2つのことが言えます。

  • 10月1日利用分からの605円の値上げは発生しません。 9月30日で契約が終わるためです
  • 9月分の月額料金は、日割りにならず満額かかります。 「8月21日に手続きすれば8月末で終わる」わけではありません

なお、公式の表記は「2026年8月21日~9月20日の解約について」となっており、この日付が手続きをした日を指すのか、解約が成立する日を指すのかは明記されていません。 ただし20日締めのルールでは解約日は必ず月末になるため、解約成立日で読むとこの期間内に解約日が来ることはありません。手続き日を指していると読むのが自然です。とはいえ公式に書かれていない以上、9月20日ぎりぎりに駆け込まず、余裕をもって手続きし、受付完了の画面やメールを保存しておくことをおすすめします。判断に迷う場合は、手続き前にGMOとくとくBBへ確認してください。

手続きの前に確認する4項目

①②はBBnaviマイページの「ご契約内容のご案内」で、③はau・UQ mobile側、④は原則としてGMOとくとくBBの基本メールアドレス(Webメール)で確認します。

  1. 申込時期・契約更新月・契約中のプラン(BBnavi) → 免除で浮く額(0円/1,100円/3,300円/10,450円)の見当がつきます
  2. 端末代の総額・毎月の分割額・支払い済み回数(BBnavi・契約書面) → 一括請求される残債が計算できます
  3. au・UQ mobileのセット割が付いている回線とその割引額(My au/my UQ mobileや請求明細) → 解約で失う月額が分かります
  4. キャッシュバックの案内メールが届いているか(基本メールアドレス=Webメール。届いていれば、記載された期限内に口座登録が済んでいるか) → 受け取り前に解約してしまわないかを確認できます。口座登録まで済んでいても、振込が完了する前の解約が特典にどう影響するかは申込時の契約書面に書かれた特典条件で確認してください(特典の条件は申込経路によって違います)

4項目は、1つの式にまとめない(1か月ずらすと何が動くか)

この4つは性質が違うので、足し引きして1つの答えを出すことはできません。 毎月かかるもの(値上げ分・セット割)と、一度だけ出ていくもの(端末の残債・受け取れない特典)が混ざっているうえ、乗り換えるのか、そのままやめるのかによって比べる相手も変わるからです。まとめて計算しようとすると、どこかの前提を落とします。

そのかわり、次の3つを分けて確認してください。

  • 毎月いくら変わるか — 値上げ後の月額はいくらか。解約するなら、その月額がまるごと止まるのか、乗り換え先の月額に置き換わるのか
  • 一度だけいくら出ていくか — 端末の残債(上の確認②の条件で見ます)と、受け取れなくなるキャッシュバック
  • スマホ側でいくら減るか — au・UQ mobileのセット割と、とくとくBBでんき・ガスのセット割

とくとくBBでんき・ガスのセット割は、でんき月220円・ガス月110円で合わせて最大月330円です。公式は「接続サービス、またはでんき・ガスのいずれかを解約した時点で割引は終了」としているので、GMOとくとくBBの接続サービスがWiMAXだけなら、解約でこの割引も終わります。 とくとくBB光など別の接続サービスを残す場合の扱いは公式に明示がないので、窓口で確認してください。

そして免除される契約解除料は、この3つとは別枠で考えます。 免除が効くのは「続けるか、解約するか」ではなく、「いま解約するか、窓が閉じた後に解約するか」を比べるときだからです。続ける側には解除料が発生しないので、解約する側の費用から免除額を引いてしまうと、解約が最大10,450円ぶん有利に見えます。すでに解約すると決めていて、しかも免除される額が動かす価値のある大きさなら、公式が示している2026年8月21日〜9月20日という期間の内側で動く——免除の意味はここにあります。8月20日までの手続きはこの期間に入りません。 逆にいえば、8月20日までに手続きすれば8月末で解約できます。免除を待つと、解約は1か月あと(9月30日)になります。

この1か月で動くのは月額だけではありません。WiMAXの月額を1か月ぶん多く払うことになり、セット割がいつ終わるかは割引の種類によって変わります(→確認③)。乗り換えるなら、乗り換え先の開始も1か月あとにずれます。

どちらが大きいかは契約によって変わるので、この記事では決めません。 自分の免除額(0円・1,100円・3,300円・10,450円のどれか)と、解約を1か月ずらしたときに動く金額を並べて比べてください。 なお、この日付が手続きをした日を指すのかどうかは公式に明記がないので、下の締日の説明もあわせて読んでください。

「解除料が無料」という条件だけでは、判断の材料になりません。


私ならどう考えるか

ここからは私個人の考えです。

私なら、まず「自分の免除額はいくらか」を確認して、そこで話を終わらせるかどうかを決めます。 2022年7月1日以降の契約で25か月目以降なら、解除料はもともと0円です。この場合、8月21日〜9月20日という期間は解除料という意味では関係がありません。

ただし、日付そのものには別の意味が残ります。解約の締日は毎月20日で、20日までの手続きなら当月末、21日以降なら翌月末の解約。解約月は日割りになりません。つまり解除料が0円の人にとっての期限は、免除の期間ではなく「やめたい月の20日」です。9月分を払いたくないなら8月20日まで、10月分(=値上げ後の料金)を払いたくないなら9月20日までに手続きします。

免除を待つために契約を1か月延ばすことが、そのまま得になるとは限りません。 1か月ずらせば月額も1か月ぶん増えるからです(→1か月ずらすと何が動くか)。免除される額が0円か1,100円のときに、その金額だけで動く時期を決めてしまうのは危ないと思っています。 1か月ずらせば月額も動くので、そちらと並べないと大小は分かりません。そこまで含めて、急かされる理由がないのに急いで決めるのは、いちばん損をしやすい動き方だと思っています。

免除額が1,100円で、端末の残債が2万円台残っているなら、私は1,100円のほうを先に考えることはしません。 20倍ほど違うので、先に見るべきは残債のほうだと思うからです(免除を待つかどうかは、上の比較で自分の金額を並べたうえで決めてください)。むしろ端末を払い終わる月キャッシュバックの案内が来る月の2つを調べて、「動くならこの月」という自分のタイミングを決めます。値上げが決まっている以上、いずれ判断は必要ですが、期限が設定されているのは解除料の免除だけで、乗り換えそのものに期限があるわけではありません。

免除額が10,450円だった場合は、私は必ず1か月ずらしたときに動く金額と突き合わせます。 そのうえで免除のほうが大きいなら、免除の期間内に判断します。ただしその場合でも順番は同じで、まず残債とセット割を見て解約するかどうかを決め、解約すると決まったら8月21日〜9月20日のあいだに動く、という順にします。10,450円は解約すると決めたあとに効いてくる金額で、続ける判断をするなら関係がありません。

そして、いちばん先に見るのはスマホ側の請求書です。 家族の分も含めてセット割がいくら効いているかは、WiMAXの明細を見ても分かりません。ここを見ずに解約を決めると、605円を避けて数千円を失う可能性があります。値上げの話を読んでいるときほどWiMAX単体の金額に目が向きますが、判断に効くのは世帯全体の金額です。

現役営業の現場から: 「違約金0円」「解除料無料」という言葉は、解約にかかる費用が全部ゼロになるという意味に読まれやすい言葉です。実際に無料になるのは契約解除料という1項目だけで、端末代の残り・その月の月額・他社へ移る際の初期費用は、それぞれ別に決まっています。見るべきなのは、何が無料になって、何が無料にならないのかを1項目ずつ分けて確かめることです。


まとめ

  • 2026年10月1日利用分から、GMOとくとくBB WiMAXは全プラン一律605円の値上げ。 手続きは不要で自動適用。月額390円キャンペーン適用中の人は特典期間(利用開始から6か月間)が終わってから改定後料金になります
  • 公式が免除の期間として示しているのは2026年8月21日〜9月20日の解約です(8月20日までの手続きはこの期間に入りません) ただし対象は「契約解除料のあるプラン」だけで、免除される額は申込時期で0円・1,100円・3,300円・10,450円に割れます
  • 免除されるのは契約解除料だけ。端末代の残債は解約月の翌月に一括請求されます(33,264円の端末を36回払いにしている場合、12回払い終えた時点で22,176円。分割回数は申込経路によって違います)
  • 解約すると、そのままではau・UQ mobileのセット割も止まります。 現行の主なプランで1回線あたり最大1,100円、対象が3回線なら月3,300円。GMOの接続サービスがWiMAXだけなら、とくとくBBでんき・ガスのセット割(最大月330円)も終わります。割引の終了月は割引の種類によって違います
  • キャッシュバックの案内メールが届く前に解約すると、特典を受け取れなくなる可能性があります(標準は端末発送月を含む11か月目ですが、申込経路によっては5か月目の案内もあります)
  • 解約は毎月20日締め。この窓のどの日に手続きしても解約日は2026年9月30日で、10月の値上げは発生せず、9月分は日割りなしで満額かかります
  • 9月20日には意味が2つあります。 契約解除料が免除される期限であると同時に、解除料が0円の人にとっても「10月分を発生させずに解約できる」期限です。21日以降の手続きは10月末解約になります
  • 解約する前に、代替の回線・GMOのメールアドレス・固定回線の併用・レンタルプランの返却期限を確認してください。 会員退会を選ぶと固定回線も一緒に解約されます

まずはBBnaviマイページを開いて、申込時期・いまの月額・端末の分割の残りを確認するところから始めてみてください。キャッシュバックの案内メールはBBnaviではなく、原則としてGMOとくとくBBの基本メールアドレス(Webメール)に届きます。 残るセット割はスマホ側の請求書です。この4項目がそろえば、2026年8月21日〜9月20日に動く意味があるかどうかは自分で判断できます。

2026年は通信各社の料金改定が続いています。自宅の光回線やスマホ側もあわせて点検したい場合は、改定の一覧をこちらにまとめています2026年の値上げ・料金改定一覧


参照資料(2026年8月20日確認)


本記事の料金・適用条件・期限は、GMOとくとくBBの公式情報を2026年8月20日に確認しています。「現役営業の現場から」と記した部分は、光回線・通信機器の販売業務で共通して見られる仕組みについての私の実務上の理解であり、GMOとくとくBBの契約者の傾向を示す統計ではありません。料金・条件は変更される場合があるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。

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