ソフトバンク光の値上げ|契約解除料が免除されるのは2026年11月30日まで

ソフトバンク光の値上げをテーマにしたアイキャッチ画像。戸建て・マンションでいくら上がるかを示すグラフと矢印のイラスト ソフトバンク光

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カード割・解約前の準備を2026年9月11日に更新(既存5年プランを一律に対象外とする説明と、回線・番号・継続課金の確認手順を訂正しました。未変更の部分には2026年8月19日確認時点の情報も含まれます)

ソフトバンク光の1ギガは、月額基本料金が330円改定されます。ただし全員が2026年12月に上がるわけではありません。 自動更新なしプランは2026年12月利用分から、2年・5年自動更新プランは2026年12月以降に迎える契約期間満了月の翌月からです。

そしてもう一つ、2026年8月3日に「この料金改定を理由に解約するなら、11月30日までの手続きに限って契約解除料を免除する」という案内が追加されました。 4月の値上げ告知にはなかったものです。この11月30日は固定の期限で、自分の値上げがいつ始まるかとは連動しません。


契約タイプ別の結論

自分の契約タイプを確認してください。カード割はプラン名だけでは決まらないため、後述の条件確認も必要です。

契約タイプ値上げ時期月額PayPayカード割(B)11月30日までに考えること
1ギガ・自動更新なし2026年12月利用分から+330円対象続けるならカード割、やめるなら解除料免除
1ギガ・2年自動更新2026年12月以降の契約期間満了月の翌月から+330円対象(適用も自動更新後から)同上。値上げが先でも期限は11月30日
1ギガ・5年自動更新(戸建て・TVセット)2026年12月以降の契約期間満了月の翌月から+330円公式発表では自動更新後の適用を案内(条件は要確認)自分の契約の割引条件と、続けるかどうかを確認
10ギガ改定なし変わらず対象急ぐ必要はない

2026年はソフトバンク光以外でも料金改定が相次いでいます。他社の改定時期・金額と見比べたい方は、2026年の光回線値上げ一覧で確認できます。


ソフトバンク光の値上げはいくら?1ギガのみ月330円

ソフトバンク公式発表によると、2026年12月から改定されるのは「SoftBank 光・1ギガ」プランのみです。10ギガプランは戸建て・マンションとも改定の対象外で、料金は据え置かれます。理由について公式は、物価高騰による各種費用の上昇など事業環境の変化を踏まえ、高品質な通信サービスを安定的に提供するためだと説明しています。10ギガだけを据え置く理由の説明はありません。

タイプ・プラン改定前改定後年間
戸建て・2年自動更新5,720円6,050円+3,960円
戸建て・5年自動更新(TVセット)5,170円5,500円+3,960円
戸建て・自動更新なし6,930円7,260円+3,960円
マンション・2年自動更新4,180円4,510円+3,960円
マンション・自動更新なし5,390円5,720円+3,960円

(マンションタイプに5年自動更新プランの設定はありません。金額はすべて税込)

1ギガのどのプランでも改定幅は月330円、年間3,960円で共通です。


値上げはいつから?契約タイプ別の適用時期

  • 自動更新なしプラン:2026年12月利用分から一律で新料金(2027年1月請求分)
  • 2年・5年自動更新プラン2026年12月以降の契約期間満了月の翌月利用分から新料金。契約期間満了月が2027年や2028年なら、値上げはまだ先です

自分がどちらかは、My SoftBankの契約内容から確認できます。

ここは特に見落としやすいところです。 次の章で説明する契約解除料の免除は11月30日という固定の期限で、自分の値上げが始まる時期とは連動しません。「自分の値上げは2028年だからまだ考えなくていい」と判断すると、免除の期限だけが先に過ぎます。

現役営業の現場から: 自動更新プランのお客様に契約期間満了月を聞くと、「そういえばいつだったか」と即答できない方が意外と多い印象です。今回のように適用時期がプランごとに分かれる改定では、満了月を把握しているかどうかで「まだ大丈夫」と思っていたのに実は対象だった、という食い違いが起きやすいです。満了月と免除の期限は別物なので、分けて確認してください。


2026年11月30日までの解約で免除される費用・されない費用

2026年8月3日、ソフトバンクは規約改定にあわせて次の案内を追加しました。

本料金改定を理由として解約される場合、2026年11月30日(月)までのお手続きに限り、通常発生する回線およびオプションサービスの解除料を免除いたします。(ソフトバンク公式

契約期間満了月が何月であっても、11月30日までに手続きすれば契約解除料はかかりません。

ソフトバンク光の契約解除料の免除期間と値上げ適用時期の比較図。免除は2026年8月3日から11月30日までの固定期間。値上げの適用は自動更新なしが2026年12月利用分から、2年・5年自動更新は2026年12月以降の契約期間満了月の翌月からで、契約ごとに異なる

免除されるもの・されないもの

項目扱い
回線の契約解除料免除
オプションサービスの契約解除料免除
工事費の分割払いの残債免除の記載なし

免除されると明記されているのは、回線とオプションサービスの契約解除料までです。 工事費を分割で払っている途中の場合、その残債を免除するという記載は公式にはありません。解約時に残りが一括請求になるのが通常の扱いなので、この特例で消えるのは契約解除料であって、解約にかかる費用がゼロになるわけではありません。

残債がいくら残っているかは、光回線の解約金・工事費残債を確認するで先に調べておくと、判断の材料がそろいます。

解約する前に確認しておきたい他の契約

解約の受付と、回線を実際に止める日を分けて考えてください。 新回線の開通や番号移行に時間がかかりそうでも、11月30日の手続期限まで待たず、下記の専用窓口へ連絡してください。開通予定日・番号移行の予定を伝え、特例に必要な手続きと完了期限、後日の解約日指定や変更ができるかを確認します。問い合わせや電話予約だけで免除手続きが完了したとは判断しないでください。 接続を続けたい場合は、旧回線を停止する前に新回線または必要な代替接続が使える状態を確保します。開通予定が延期されたら、旧回線の解約日を変更できるか、費用や特例の条件がどうなるかを停止前に確認してください。

  • 1ギガから、ドコモ光・楽天ひかりなど同じNTTの設備を使う光コラボへ移る場合:「事業者変更」という手続きになり、承諾番号を取って切り替えると旧契約は自動で終了します。SoftBank光を先に解約してしまうと、この方法が使えなくなります事業者変更の仕組みと見落としポイント)。なお10ギガは事業者変更を受け付けていないので、通常の解約と新規契約が必要です(公式
  • NURO光・auひかり・ケーブルテレビなど、別の設備の回線へ移る場合旧回線を実際に停止する前に、新回線または必要な代替接続が使える状態を確保します。 解約の相談・受付まで開通後に先送りせず、上記の手順で期限と停止日を調整してください

なお、事業者変更が今回の解除料免除の対象になるかは、公式に明記がありません(公式は「サービス変更等は本特例の対象外」としています)。事業者変更を考えている場合は、特例の対象になるかを窓口で確認してください。

そのうえで、今回の特例が免除するのは契約解除料までです。解約にともなって発生する次のようなものは免除の対象ではないので、別に確認や手続きが必要です。窓口へ連絡する前に確認しておくと、解約後の想定外の請求やトラブルを避けられます。

  • 携帯とのセット割(おうち割 光セット):SoftBank光の契約が適用条件に入っているため、解約すると携帯側の割引もなくなります。スマホ1回線あたり最大1,100円(ワイモバイルなら最大1,650円)で、対象回線が複数あるとその分だけ増えます。いくら失うのかを先に明細で確認してください(固定電話とおうち割の見直しポイント
  • 光電話の電話番号:いまの番号を残したい場合は、引継ぎ先で可否・必要な手順・移行日を確認し、解約前に必要な番号移行の手続きを行ってください。可否を確認しただけで準備完了とは判断せず、番号移行前に回線や電話オプションを単独で解約しないでください。 ソフトバンクも、同じ番号を継続するには解約前の手続きが必要と案内しています(公式
  • レンタル機器の返却:光BBユニットなどは、利用停止月の翌月20日までに返却しないと別途違約金が発生します(機種によって金額が異なります。公式
  • Yahoo! BBメールアドレス(@ybb.ne.jp):回線解約の翌日から使えなくなります。継続して使えるのは、SoftBank光・SoftBank光+・SoftBank Airのいずれかへ乗り換える場合に「追加メールアドレス」を申し込んだときで、申し込みができるのは解約完了日の2日後からです。他社の回線へ乗り換える場合は、この方法では継続できません。 そのアドレスを各種サービスの登録先にしているなら、解約前に連絡先の変更とメールの保存を済ませてください(公式FAQ
  • Netflixパックなどのオプション:過去にNetflixと直接契約したアカウントをNetflixパックで使っている場合、SoftBank光の解約後もNetflix側の契約は自動継続し、翌月以降Netflixから直接請求されます。続けない場合は自分でNetflixを解約する必要があります(公式
  • 申し込み時のキャッシュバックなどの特典:代理店経由の特典には最低利用期間の条件が付いていることがあります。早期解約で受け取れなくなる場合があるので、申し込み時の契約書面を確認してください

回線と一緒に止まるサービスだけでなく、解約後も請求が続くサービスを確認してください。 ソフトバンクの公式案内では、スカパー!やひかりTVなどは利用者自身で解約手続きが必要としています。請求明細・契約書面と窓口で別途手続きが必要な契約を確認し、使わないサービスはそれぞれの提供元で解約してください。利用を続けるサービスは、新しい回線で利用できる条件も確認します。

解約手続きの窓口

  • 窓口:0800-888-2755(ソフトバンク光)
  • 受付期間:2026年8月3日〜2026年11月30日
  • 受付時間:10:00〜19:00(通話料無料)
  • 用意するもの:契約者名、生年月日、登録している連絡先電話番号(窓口で契約確認が行われます)

(SoftBank Airの手続き画面には「解除料やキャンペーン違約金の請求に関する表示が出ても、この期間内なら免除になる」という補足がありますが、SoftBank光の手続きページに同じ記載は確認できていません。キャンペーン特典の途中解約による違約金が心配な場合は、窓口で個別に確認してください。)

特例の対象にならないケース

公式には、料金改定以外の理由による解約・強制解約・サービス変更はこの特例の対象外だと明記されています。

また、ソフトバンク公式FAQによると、料金改定後は契約解除料そのものも変更され、契約期間満了月の当月・翌月・翌々月以外の解約では、解約時の契約プラン・回線タイプに応じた割引前の基本料金相当額が必要になります。 12月以降に解約を考える場合は、11月30日までとは条件が変わります。


PayPayカード割(B)で値上げ分を相殺できる人

既存のソフトバンク光では、料金改定・「SoftBank 光+」への名称変更とあわせて「PayPayカード割(B)」を適用する案内です。4月10日の公式発表は、2年または5年の自動更新プランでは自動更新後から適用するとしています。

一方、現行の提供条件書公式FAQは「SoftBank 光+」の2年自動更新・自動更新なしプランを対象にしています。これだけを根拠に、今後名称変更される既存の5年プランを対象外と判断しないでください。 自分の契約に適用される提供条件、請求方式、支払い方法の変更が反映される時期を、My SoftBankまたは公式窓口で確認してください。カードを登録しただけで、改定前から割引が始まるわけではありません。下表は、月330円の改定後にカード割が12か月適用され、カードの年会費も新たに負担する場合の試算です。他のカード特典は含めていません。

カード種別月額割引値上げ前との月額差年会費年会費も新たに負担した場合の年間差
PayPayカード330円±0円無料±0円
PayPayカード ゴールド(本会員)550円-220円11,000円+8,360円(負担増)

通常のPayPayカードなら、年会費なしで値上げ分の330円をちょうど相殺できます。ゴールド本会員の年会費11,000円を新たに負担する場合、この割引だけでは年会費を回収できません。一方、家族カードの年会費は無料です。すでに別の目的で本会員カードを維持する場合も含め、カード割を使うために増える年会費と、実際に受けられる割引を比べてください。 家族カードの対象可否も、自分の契約に適用されるカード割の条件で確認します。

光テレビを含むセット契約の方は、カード割の条件とあわせて、今のセット内容を引き続き使うかも確認してください。


「SoftBank 光+」への名称変更で必要な手続き

「SoftBank 光+」という名前は2つのものを指しています。1つ目は2026年6月に始まった、一部エリアの戸建て新規向けの新サービス(ソニーネットワークコミュニケーションズとの協業)。2つ目は2026年12月の料金改定と同時に行われる、既存の「SoftBank 光」自体の名称変更です。公式発表を見る限り、既存契約者に関係するのは2つ目だけです。公式は名称変更の事実を案内しているのみで、既存契約者向けに個別の手続きが必要という案内は見当たりません。心配な場合はMy SoftBankまたは公式窓口で確認してください。


個人的な見解として

※ここでの意見は、通信業界の営業として複数の光回線を日々提案・比較してきた立場からの判断です。

月330円という改定幅だけを見て「値上げされたから即乗り換え」を勧める気はありません。ただ、8月に契約解除料の免除が追加されたことで、判断の順番は変わったと思っています。

契約期間満了月の当月・翌月・翌々月以外で解約する場合、これまでは「解除料を払ってまで動くか」を先に考える必要がありました。11月30日までは、その部分を判断材料から外せます。12月以降は、この特例が終わり通常の解除料の扱いに戻ります。

だから、いま先に決めるべきなのは「330円をどう埋めるか」ではなく、「そもそもこの契約を続けたいのか」のほうだと思います。続けたいなら、PayPayカード割の条件に当てはまるかを確認すれば済みます。前から不満があって迷っていたなら、いまは解除料という障害だけが一時的に外れている期間です。ただし解除料が外れても、工事費の残債と、乗り換え先にかかる費用は別に比較する必要があります。

このタイミングは契約全体を棚卸しする機会でもあります。固定電話やオプションを契約している方は、固定電話を解約したときのおうち割への影響もあわせて確認してみてください。


まとめ

  • 値上げ時期は契約タイプで違う。 自動更新なしは2026年12月利用分から、自動更新プランは2026年12月以降に迎える契約期間満了月の翌月から
  • 解約するなら期限は2026年11月30日。 免除されるのは回線・オプションの契約解除料。工事費の残債とキャンペーン違約金は免除の記載がないので先に確認する(窓口 0800-888-2755)
  • 続けるなら自分の契約のPayPayカード割(B)の条件と適用開始月を確認する。 既存5年プランを一律に対象外とは判断しない

参照した公式情報


カード割の対象・適用時期と解約前の準備の説明は、2026年9月11日に公式資料と照合して更新しました。未変更の部分には2026年8月19日確認時点の情報も含まれます。最新の条件は公式案内と自分の契約内容で確認してください。

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