執筆:現役の通信業界営業マン(プロフィール・情報の扱いについて →)
「解約したいけど、違約金がいくらかかるのか分からない」——営業の現場で本当によく聞く言葉です。
そこで、利用中の会社・プランと、おおよその契約時期を選ぶだけで、解約違約金+工事費(端末代)残債の概算がわかるシミュレーターを作りました。光回線12社とホームルーター4種に対応しています。契約した月を覚えていなくても、年だけ選べば「いくら〜いくら」の幅で概算が出ます。
先にお断りしておくと、これはあくまで概算ツールです。キャンペーンやプラン変更の履歴までは反映できないので、正確な金額は必ず各社の会員ページで確認してください。それでも「だいたいの負担額」と「いつ解約すれば安く済むか」の当たりをつけるには十分使えるはずです。
ちなみに、同業の営業マンのみなさんも、どうぞ使ってください。 お客さまから「今解約したらいくらかかるの?」と聞かれたとき、その場で概算を出しながら説明できるように作ってあります。
会社と契約時期を選ぶだけで、今解約した場合の違約金+工事費(端末代)残債の概算がわかります。契約した月がわからなくても大丈夫です。
申込から開通まで期間が空いた場合は、開通した時期を選んでください。更新月の判定は実際の開通月・課金開始月によって1〜2ヶ月前後することがあります。
「実質無料」は毎月の割引で相殺する仕組みのため、途中解約すると残りが請求されます。
※金額は2026年7月時点の各社公式公開情報に基づく概算です。課金開始月・工事内容・キャンペーン・プラン変更の有無により実際の金額とは異なる場合があります。正確な金額は必ず各社の会員ページでご確認ください。
使い方は3ステップ
- 利用中のサービスとプランを選ぶ(戸建て/マンション、端末の種類など)
- 申込・開通した時期を選ぶ——月がわからなければ「月はわからない」のままでOK
- 「解約金を計算する」を押す
これだけで、今解約した場合の概算と内訳が表示されます。契約した月まで選ぶと、次に違約金0円で解約できる時期(更新月)の目安まで出ます。
このツールでわかること・わからないこと
わかること
- 今解約した場合の違約金+工事費(端末代)残債の概算
- 2022年7月の法改正の前と後、どちらの違約金が適用されるか
- 2025年7月から始まった旧契約向けの解約金引き下げが、自分に適用されているかの目安(auひかり・NURO光・@nifty光・So-net光など)
- 次の無料解約期間(更新月)と、残債の支払いが終わる時期の目安
わからないこと(正直に書きます)
- キャンペーンの適用履歴やプラン変更歴を踏まえた正確な金額
- 解約月の月額料金、撤去工事費、レンタル機器の未返却費用、オプションや別契約の解約費用(このツールの合計には含まれません)
- フレッツ光のプロバイダ側の解約金(別契約のため。該当する場合は結果に「別途」と表示されます)
- 引っ越しや転用で引き継いだ残債
結果を見るときの2つの注意点
「実質無料」は途中でやめると無料じゃない
工事費や端末代の「実質無料」は、分割払いと同額を毎月割り引いて相殺する仕組みです。途中で解約すると割引だけが止まり、残りの分割分は一括請求されます。このツールで「支払い方法」の選択肢に「実質無料キャンペーン」を分割払いと同じ扱いで入れているのは、そのためです。

現役営業の現場から: 「工事費無料って言われたのに、解約したら2万円請求された」という相談は、現場で本当によくあります。無料になったのではなく「使い続ければ相殺される」だけ、というのが実態です。解約を考え始めたら、まず残債がいつ終わるのかを確認するのがおすすめです。
更新月は「目安」です
更新月の判定は、入力した月を利用開始月と仮定した計算です。実際の起算月は会社によって「開通月」だったり「課金開始月」だったりするので、1〜2ヶ月前後にずれることがあります。更新月ぴったりを狙って解約する場合は、必ず会員ページで正確な更新期間を確認してください。
正確な金額の確認先
| サービス | 確認先 |
|---|---|
| auひかり・auホームルーター | My au |
| ソフトバンク光・ソフトバンクエアー | My SoftBank |
| ドコモ光・home 5G | My docomo |
| NURO光 | NUROマイページ |
| 楽天ひかり | メンバーズステーション(工事費未請求額確認) |
| ビッグローブ光 | BIGLOBEマイページ |
| OCN光 | OCNマイページ |
| @nifty光 | @nifty会員サポート |
| So-net光 | So-netマイページ |
| DTI光 | MyDTI |
| フレッツ光 | NTT東日本/西日本(116) |
シミュレーションの結果画面にも、選んだサービスの確認先が表示されます。
解約の前に、「見直し」で安くなるかも
解約金を調べているということは、料金や速度に不満があるのだと思います。ただ、現場で見ていると、解約しなくても月額を下げられるケースが意外と多いです。セット割の適用漏れ、使っていないオプション、古いままのルーター——心当たりがあれば、解約を決める前に一度見直してみてください。
- auひかりの固定電話とセット割の見直し
- ソフトバンク光の固定電話とおうち割の見直し
- ドコモ光のプロバイダ・ルーターの見直し
- 楽天ひかりの速度・ルーターの見直し
- フレッツ光(NTT東日本)のにねん割終了・光コラボ転用の見直し
- NURO光の値上げと違約金なしで見直せる移行期間
- DTI光のIPv6・auセット割・工事費残債の見直し
- J:COMのネットが遅いときの上り速度・回線種類・Wi-Fiの見直し
まとめ
- 解約費用の大きな項目は「違約金」と「工事費(端末代)残債」の2つ。残債は更新月でも消えない(このほか解約月の月額料金などが別途かかります)
- 2022年7月以降の契約なら違約金は月額1ヶ月分程度。旧契約も2025年7月以降の更新で下がっている場合がある
- 概算はこのツールで、正確な金額は各社会員ページで
これから乗り換える方も、いま解約を迷っている方も、まずは自分の「今の数字」を知るところから始めてみてください。
本記事のツール・料金情報は2026年7月時点の各社公式公開情報に基づく概算です。最新の情報は各社公式サイト・会員ページでご確認ください。


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