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最終更新:2026年7月26日(DTIの公式情報を確認済み)
結論から。DTI光の「ファミリープラン」「マンションプラン」(1ギガ)を使っている方は、申し込みをしていない限り、いまも古い方式で通信しています。 新しい方式(IPv6 IPoE)は無料で使えますが、開通しただけでは適用されず、契約後に自分で申し込む必要があります。 DTI公式サイトのトップページには「IPv6 IPoE接続方式に対応」と書かれていますが、対応していることと、自分の回線に適用されていることは別の話です。
この記事では、料金プランの一覧やエリアの説明はしません。すでにDTI光を契約していて、開通してから一度も契約内容を見直していない人が、MyDTIと請求明細を開いて確認すべきことに絞って書きます。DTI光は「契約期間なし・解約金なし」を打ち出しているぶん、他社なら更新月のたびに見直すきっかけがある人でも、そのまま何年も放置しやすい回線です。
※この記事は主に1ギガプラン(ファミリー/マンション)の契約者向けです。10ギガのクロスプランの方は、見直し①は不要(最初から適用済み)で、見直し③④が該当します。
この記事でわかること
- 無料の高速化オプションが未申込のままかもしれないこと。申し込み方法・必要なもの・対応ルーターの見分け方・申し込むと使えなくなるサービスまで
- 「DTI 光×auセット割」の対象プラン表に、いまauで契約できる主なプランの名前が見当たらないこと。そしてUQモバイルの自宅セット割は、DTI光ではコース名を対象一覧に確認できないこと
- 「解約金0円」でも請求は来ること。工事費26,400円の残債と、月330円のまま止まっていないレンタル料
- 解約の手続きをした時点では、サービスの廃止日が確定しないこと。他社の解説記事に書かれている「25日締め」は、DTIの別プランの規定です
見直し①:無料の「IPv6(IPoE)接続サービス」を申し込んでいますか
DTI光でいちばん多くの人に当てはまる可能性があるのが、これです。
いまインターネットへの接続方式には、古い方式と新しい方式があります。古い方式(PPPoE)は、みんなが同じ出入口に集まるため、夜や休日に混みやすい。新しい方式(IPoE)は、その混みやすい出入口を通りません。DTIの公式サイトも、この違いを道路にたとえて「混雑しやすいポイントを回避して」と説明しています(DTI公式)。
DTI光でこの新しい方式を使うサービスの正式名称は「IPv6(IPoE)接続サービス」で、基本料金は無料です。ただし公式ページには、こう書かれています。
DTI光へのお申し込み完了後、MyDTIよりIPv6(IPoE)接続サービスにお申し込みください。
(DTI公式)
つまり、回線が開通したら自動で切り替わるのではなく、開通後に自分でMyDTIから申し込む必要があります。

申し込みに必要なもの
DTIの特設サイトによると、申し込みのときに次の回線情報が必要です(DTI公式・ご注意事項)。
- お客さまID:NTTから発行される「CAF」または「COP」で始まる11〜13桁の英数字。NTTの契約時に届く『開通のご案内』に記載されています
- 光回線のNTTご契約者名とご契約者名カナ
- 光回線お申し込み時の連絡先電話番号
回線情報が実際の契約と違っていると、申し込み完了後に「サービスを提供できない」旨のメールが届きます。 その場合はDTIカスタマーサービス(後述)へ問い合わせることになります。
なお、「フレッツ・v6オプション」(NTT東西のサービス)の契約も必要ですが、こちらは自分で手続きする必要はありません。未契約の場合は「DTIが業務委託するVNE事業者がお申し込みを代行します」と明記されています(DTI公式・ご注意事項)。
対応ルーターの見分け方——「IPv6対応」では判断できません
無料とはいえ、公式は「別途対応機器のご用意が必要」としています。そしてその「対応」の中身が、DTIの場合ははっきり決まっています。
本サービスは、株式会社JPIXが提供する「v6プラス」を用いてサービス提供を行います。
つまり、市販のルーターを買う場合、「IPv6対応」や「IPv4 over IPv6対応」という一般的な表記だけでは、DTI光で使えるかどうかを判断できません。DTIは市販ルーターについて「v6プラス」に対応した機種を用意するよう案内し、対応機種はJPIXの対応機器一覧で確認するよう示しています(DTI公式・対応機器一覧)。家電量販店で「IPv6対応」とだけ書かれた機種を選ぶのではなく、その一覧に自分が買おうとしている型番があるかを確認してください。
ひかり電話を使っている方は、いま自宅にあるホームゲートウェイで足りることが多いです。 DTIが「お手元の機器でご利用いただけます」として挙げている型番は次のとおりです(DTI公式・対応機器一覧)。
RT-S300xx/PR-S300xx/RV-S340xx/PR-400xx/RT-400xx/RV-440xx/PR-500xx/RT-500xx/RS-500xx(NTT東日本のみ)/PR-600xx/RX-600xx
機器の正面か側面に型番のシールが貼ってあります。この一覧にない古いホームゲートウェイの場合は、交換の対象になるか、交換後に利用できるかをDTIへ確認してください。 公式FAQは交換の問い合わせ先を契約プラン別に案内していて、DTI光各プランの方はDTIへ、DTI 光 withフレッツ・シンプルプランの方はNTT東西へとなっています(DTI公式FAQ)。
なお、DTIの対応機器一覧には現在、エレコム社製のIPoE対応ルーターで接続不良の申告が多数寄せられているという注意書きが出ています(機器の初期化で症状の改善が確認されているとのこと)。該当する機種をお使いなら、買い替える前に初期化を試す価値があります。
申し込む前に確認すること——使えなくなるサービスがあります
無料ではありますが、全員に無条件でおすすめできるわけではありません。 IPoE方式に切り替えると、次のサービスは使えなくなると公式に明記されています(DTI公式・ご注意事項)。
- IP電話サービス(DTIフォン-Cを含む)
- 固定IPサービス
- ダイナミックDNSサービス
さらに、次の条件に当てはまる場合も使えないことがあるとされています。
- PPTP・SCTPといった特定のプロトコルを使うサービス(一部のVPN接続が該当します)
- 利用できるポート番号が制限されるため、特定のポートを使うサービス(オンラインゲームの一部、サーバーの外部公開など)
在宅勤務でVPNを使っている、自宅にサーバーを立てている、固定IPを契約している——こうした方は、申し込む前に自分の用途が該当しないか確認してください。そして重要なのが、後戻りが難しいという点です。
本サービスをお申し込み後のお取り消しは受け付けておりません
しかも公式のご注意事項は、IPoE方式でのIPv4接続が完了したあと、従来のPPPoE接続は利用できなくなると説明しています(同上。開通の状況によって時期の扱いが分かれるため、詳細は公式をご確認ください)。「試しに申し込んで、合わなければ戻す」ができない仕様です。一般的なWeb閲覧・動画視聴・ビデオ会議は影響を受けにくい用途ですが、上に挙げた用途がある方は先に確認してください。
そのほか、ひかり電話オフィスタイプの利用者は対象外、クロスプラン(10ギガ)では利用不可(最初からIPoEなので不要)、1つの光回線につき1契約(他社プロバイダ経由ですでにIPoEを使っている場合は申し込めない)といった条件もあります。
申し込んだあと、どうなるか
申し込んで終わりではありません。以下はすべてDTI公式・ご注意事項からの引用です。
- 開通までの目安は約2日。 利用できる状態になるとメールで連絡が来ます
- 工事は不要。設定作業も不要ですが、「機器が正しく設置されていないとサービスが開始されない場合がございます」とされています。申し込んだら、対応機器を接続した状態で待つのが正解です
- IPv6の接続が先に開通し、そのあとIPv4の接続が可能になります。 IPv4のほうは「対応機器を接続していない場合は、ご利用いただけません」
- 引っ越しでNTTのお客さま番号が変わる場合や、接続する機器そのものを変える場合は、別途手続きが必要です(DTIカスタマーサービスへ)
「申し込んだのに速くならない」というとき、まず確認したいのは、IPv4の接続まで開通しているかと、対応機器が正しくつながっているかです。
いま自分に適用されているかを確かめる
1つの方法だけでは判断できません。 次の3つを合わせて見てください。
- MyDTIで、IPv6(IPoE)接続サービスが申込済みになっているか
- DTIから利用可能になった旨のメールが届いているか(申し込みから約2日で届きます)
- 判定サイトで、実際にIPv6で通信できているか
3つ目について、DTI自身が自社の解説記事でこう案内しています。
IPv6でインターネットに接続できているかどうかは、IPv6接続テストができるサイトにアクセスして確認するのが簡単です。「IPv6接続テスト」という言葉で検索するとテストできるサイトがみつかりますので、試してみるとよいでしょう。
ただし、判定サイトで「IPv6対応」と表示されても、IPv4の通信までv6プラス経由になっているとは限りません。混雑を避けたいのは主にIPv4側の通信なので、判定サイトの結果だけで「効いている」と判断せず、上の①②とあわせて確認してください。 判断がつかなければ、DTIカスタマーサービスに「IPv4の接続まで完了しているか」を聞くのが確実です。

現役営業の現場から: ※以下はDTI光での事例ではなく、私が光コラボ全般で受けてきた相談の話です。「IPv6対応と書いてあるから、契約すれば勝手に速くなる」と思っている方には本当によく出会います。実際には、事業者によって「自動適用」「申込制」「対応ルーターのレンタルが前提」とバラバラです。以前、別の光コラボで「夜だけ動画が止まる」という相談を受けたことがあり、ルーターの買い替えを考えておられたのですが、会員ページを見たら接続方式のオプションが未申込のままでした。買い替える前に申込状況を確認する、という順番だけは覚えておいて損がないと思います。
それでも遅いと感じるときの切り分け
公式にも、こう明記されています。
本サービスは、ベストエフォート型のサービスとなり、速度向上を保証するものではございません。
(DTI公式)
IPoEにしても改善しないことはあります。そのとき原因を1つに決めつけないことが大事です。 DTIの解説記事も、IPv6にしたのに遅い原因として「接続方式」「サイト側がIPv6未対応」「機器の設定」の3つを挙げています(DTI公式)。
自分で切り分けるなら、この3つです。
- 1台だけか、全部の端末が遅いか。 1台だけなら、その端末の設定・性能・接続状態を優先して確認します
- ホームゲートウェイ/ルーターを再起動する。 電源を抜いて1分ほど待ってから戻します
- 有線とWi-Fiで測り比べる。 パソコンをホームゲートウェイまたはルーターのLANポートにLANケーブルでつないで測り、Wi-Fiとの差が大きければ宅内のWi-Fi環境側が候補になります。このとき、毎回同じ測定サイト・同じ端末で、平日の昼/平日の夜(21〜23時)/土日の夜を記録しておきます(記録するのは日時/有線かWi-Fiか/下り/上り)
結果を見るときは、時間帯で原因を断定しないでください。 夜や休日だけ落ちるなら、回線側の混雑だけでなく、家族の端末の利用集中や集合住宅内の混雑も候補です。終日遅いなら、建物の配線方式(マンションでVDSLだと上限が100Mbps程度になります)、機器、LANケーブルの規格、端末の性能なども候補になります。有線でも夜間に速度が出ないなら、回線側も候補に入ってくる段階です。ただし有線であっても、LANケーブルの規格・ルーター・ONU・端末側の性能といった宅内の要因は残ります。
「候補を絞る」ところまでが自分でできる範囲で、そこから先は測定記録を持って問い合わせた方が早いです。
なお、プロバイダごとの平均速度を掲載しているサイトを見て乗り換え先を決める方がいますが、あの数値は契約プラン(1ギガ/10ギガ)も建物の配線方式も混ざった全体の平均です。 数字の読み方はauひかりのプロバイダの違いで詳しく書いています。
見直し②:auセット割の対象表に、あなたのプラン名はありますか
auのスマホを使っていてDTI光を契約している方は、ここを確認してください。混同されやすいのですが、DTI光のau割引は「auスマートバリュー」とは別の制度です(両者は併用できません)。
割引額は「最大1,320円」ですが、金額はauのプランで決まります
DTI公式のセット割ページには、対象となるauの料金プランが割引額別に列挙されています(DTI公式・セット割)。次はそこからの抜粋です。
| 割引額 | 対象のauプラン(抜粋) |
|---|---|
| 1,320円/月 | データ定額5/8/10/13/20/30、LTEフラット、ISフラット、プランF(IS)など |
| 550円/月 | 使い放題MAX 4G/5G、データMAX 5G、スマホミニプラン 4G/5G、auピタットプラン、auフラットプランなど |

1,320円の側に並んでいるのは、いずれも新規受付を終えた旧世代のプランです。 長く同じプランを使っている方ほど、金額が大きくなる設計になっています。
自分のプラン名が表になければ、確認するしかありません
ここが今回いちばん注意してほしいところです。
2026年現在auが提供している「auバリューリンクプラン」「使い放題MAX+ 5G/4G」「スマホミニプラン+」といったプランは、DTIの対象プラン表に名前が見当たりません。表に載っているのは「+」の付かない旧世代の「使い放題MAX 4G/5G」「スマホミニプラン 4G/5G」までです(auのプラン構成は変わるため、最新の提供状況はau公式でご確認ください)。
これは「対象外」という意味ではなく、DTIの案内ページが現在のauのプラン名まで反映されているか、公開情報からは判断できないということです。最近auのプランを変更した方、これから変更する方は、対象になるのか・割引額はいくらになるのかをDTIへ確認してください。 公開されている表だけでは、割引額も、プラン変更後に適用が続くかどうかも判断できません。
UQモバイルを使っている場合はどうなるか
「auのグループだからUQでも割引がある」と思われがちですが、そうとは限りません。
UQモバイルの「自宅セット割(インターネットコース)」には対象となる自宅のインターネットの一覧が公開されていますが、そこにDTI光のコース名は確認できません(UQ公式・対象となるご自宅のインターネット一覧。2026年7月26日時点)。同じ光コラボでもBIGLOBE光・So-net 光・@nifty光は掲載されているので、光コラボならどれでも対象、というわけではありません。
ただし、DTIは「DTI光」とは別に「auひかり」もプロバイダとして提供しています(DTI公式のサービス一覧)。auひかりはUQの対象一覧に掲載されているので、同じDTIとの契約でも、DTI光かauひかりかで扱いが変わります。
なお、この割引は光インターネットの場合「ネット+電話」を同一の自宅インターネットで契約していることが条件で、「一部サービスは対象外」「一部対象外のコースがある」とも案内されています(UQ公式)。回線を契約しているだけでは足りません。 まず請求明細でサービス名を確認し、そのうえで対象かどうかはUQとDTIの公式で確認してください(対象事業者・コースは更新されます)。
家族に何台auがあっても、割引は1回線分だけです
もうひとつの誤解しやすい点です。公式の注意事項には、こう書かれています。
「DTI 光」1契約に対して申請いただけるau契約は1回線のみです。
auスマートバリューは「スマホ1台ごと」に割引が付きますが、DTI 光×auセット割は「光回線1契約につきau1回線」です。 家族4人ともauであっても、割引されるのは1回線分だけ。そしてauスマートバリュー/auスマートバリューmineとは併用できません(同上)。
家族に複数のau回線がある家庭では、この割引の設計は不利に働きます。
既契約者は、電話しないと適用されません
開通後にauへ乗り換えた方、あとから家族のau回線を申請できると思っていた方は、そのまま適用されていない可能性があります。公式の手順にはこうあります。
既にDTI 光をご契約の方で、「DTI 光×auセット割」を申し込まれる方は、DTIカスタマーサービスまでお電話ください。
適用は「申し込み翌月利用分から」です(同上)。それ以前の利用分の扱いについては記載を確認できませんでした。
まずは請求明細を開いて、割引の行が入っているかどうかを確認してください。入っていなければ、次の電話です。
【電話メモ】DTIカスタマーサービス 0570-00-4740(ナビダイヤル・有料/平日10:00〜17:00/IP電話・国際電話は不可)
手元に用意するもの:DTIのお客さまID/au電話番号/auの料金プラン名/請求明細
聞くこと・伝えること:
- 「DTI 光×auセット割」が現在適用されているか
- 自分のauプラン名を伝えて、対象かどうかと割引額(1,320円か550円か)。対象表に載っていない新しいプランなら、必ずここで確認する
- 申し込みたい旨(申し込み後のキャンセルはできませんと公式に明記されているので、割引額を確認してから決める)
- 適用開始月の確認
申し込む前に知っておくこと
公式の注意事項から、見落としやすいものを挙げます(すべてDTI公式・セット割)。
- 申し込み後に契約状況の審査があります(DTIとKDDI・沖縄セルラーの間でau契約情報をやり取りすることへの同意が必要)。審査結果はメールで届きます
- 「DTI 光×auセット割」お申し込み後のキャンセルはできません
- 法人名義でDTI光を契約している場合は対象外です
- 同一住所であれば家族名義のau回線でも申し込めますが、契約氏名の苗字が同一である必要があります
- 申し込んだauスマホ等を解約・一時休止・譲渡すると、割引の適用は終了します
- DTI光の解約、DTI光またはauの名義変更、設置先住所とau契約住所が一致しなくなった場合も、適用が終了します
- クロスファミリープラン・クロスマンションプラン(10ギガ)は対象外です
なお、DTI SIMを併用している方には「DTI 光×SIMセット割」(毎月165円割引・申込不要で自動適用)がありますが、auセット割とは併用できません。金額を見れば分かるとおり、auセット割が使えるならそちらの方が大きくなります。
見直し③:「解約金0円」でも、請求が来ることがあります
DTI光は契約期間の縛りがなく、解約金もかかりません。これは事実です。ただし「解約金」と「工事費の残債」は別物です。
工事費は「最初から0円」ではなく、24か月かけて相殺する仕組みです
DTI公式の料金ページによると、現在の新規契約で派遣工事があった場合、工事費は次のように扱われます。
- 派遣工事費は1,100円/月×24回払い=合計26,400円
- 同額を毎月の利用料金から値引きすることで実質無料になる
- 公式の表現は「開通月の翌月から起算して24カ月のご利用で実質無料となります」
そして、途中でやめた場合の扱いも明記されています。
分割支払期間中に本サービスを解約(他社への事業者変更を含む)した場合は、法令の定める範囲内で、残期間の分割工事費合計額を一括でお支払いいただきます
(DTI公式・料金)
24回の請求・割引が終わる前に解約すると、残った回数×1,100円が一括で請求されます。たとえば12回分が終わった時点で解約すれば、残り12回分=13,200円です。「他社への事業者変更を含む」と書かれている点も重要で、光コラボから光コラボへ乗り換える場合も対象になります。
ただし、これは現在の新規契約の条件です。 契約した時期・工事内容・当時のキャンペーンによって条件は違います。自分の残り回数は、契約時の書面かMyDTI、請求明細の工事費の行で確認してください。 また、無派遣工事だった場合の工事費3,300円は、この割引の対象ではありません(同上)。
開通した月には、解約手続きができません
公式トップページには、こう書かれています。
開通月は解約手続きができません。開通月翌月での解約をご希望の場合、当月の利用料金が発生いたします。
(DTI公式)
短期間だけ使うつもりで契約した場合、最短でも翌月分の利用料金は発生します。
月330円のレンタル料が、そのままになっていないか
DTI光の機器レンタル料金は、1ギガ対応ホームゲートウェイが330円/月、10ギガ対応Wi-Fiルーターが550円/月です(どちらも初月無料。DTI公式・料金)。
特に注意が必要なのが、「DTI with ドコモ光」からDTI光へプラン変更した方です。
DTI 光の契約開始日以降は有料となりますので、あらかじめご了承ください
ドコモ光時代に無料で使えていたWi-Fiルーターレンタルオプションは、プラン変更後は月330円の有料に変わります。しかも機器の契約はそのまま引き継がれるので、自動では解約されません。 不要な場合は「DTI光の開通月の月末まで」にDTIカスタマーサービスへ連絡する必要があります(同上)。
この期限を過ぎてしまった方は、いまも月330円=年3,960円を払い続けている可能性があります。
ここで一点、誤解しやすいことがあります。DTIひかり電話を契約していると、NTT東日本・西日本からひかり電話用のホームゲートウェイが設置されます(光コラボでも、回線設備はNTTのものを使うためです)。このホームゲートウェイにはルーター機能が入っていますが、「ルーター機能がある=Wi-Fiが使える」ではありません。 無線LAN機能が内蔵されているか、無線LANカードの契約が要るかは機種によって違います。いま自宅にある機器の型番と、Wi-Fiがどこから飛んでいるのかを確認したうえで、レンタルが重複していないか見てください。

現役営業の現場から: ※こちらもDTI光ではなく、光コラボ全般で見てきた話です。機器のレンタル料は、見直しでいちばん「戻ってこないお金」になりやすい項目です。月300円台なので明細を見ても違和感がなく、5年放置すれば2万円近くになります。私が相談を受けたなかにも、市販のWi-Fiルーターを買って自分で設置したあと、使わなくなったレンタル機器を返却せず、レンタル料だけ払い続けていたという方が複数いました。機器を買い替えたときは、古いほうの契約が残っていないかまで確認してください。
ついでに、オプションの棚卸しを
「明細を見てください」と書いておいて一覧がないのは不親切なので、DTI光のオプションと月額を挙げておきます(DTI公式・オプション、料金)。
| オプション | 月額 |
|---|---|
| DTI光テレビ | 990円(初月無料) |
| DTIひかり電話 | 550円〜(初月無料) |
| DTIあんしんリモートサポート | 550円(初月無料) |
| ホームゲートウェイ(1ギガ対応) | 330円(初月無料) |
| 10ギガ対応Wi-Fiルーター | 550円(初月無料) |
| IPv6(IPoE)接続サービス | 0円 |
直近3か月分の明細を見比べてください。 1か月だけだと、初月無料が終わったタイミングや割引が切れたタイミングを見落とします。上の表にない行があれば、それが何なのかを確認する価値があります。
なお、現在のDTI光の特典は工事費の実質無料と月額割引(ようこそ割・のりかえ割・クロス割)だけで、すべて月額の割引型です(DTI公式)。キャッシュバックの受け取り手続きや、受け取り後に解約したときの返還条件を気にする必要は、いまのところありません。
乗り換えを検討するなら、先に総額を出してください
工事費の残債、レンタル機器の返却、乗り換え先の初期費用まで含めて計算しないと、「解約金0円だから今すぐ乗り換えた方が得」とは言い切れません。総額の出し方は解約金・残債シミュレーターで計算できます。
光コラボどうしなら、工事なしで移れる「事業者変更」という手続きが使えます。ただし原則として新しい工事が不要というだけで、切り替え時に一時的に通信が止まったり、乗り換え先でIPv6の申し込み・開通待ちやルーターの設定変更が必要になったりすることはあります。 仕組みと注意点は事業者変更で見落としやすいポイントにまとめました。
見直し④:DTI光の廃止日は、手続きをした時点では確定しません
解約のタイミングは、乗り換えの日程に直結します。ここはDTIの公式FAQがプランごとに別の説明をしているので、そのまま引用します。
| プラン | 公式の記載 |
|---|---|
| DTI 光各プラン | 「解約の当該お手続き後、当社から会員へ電話による連絡をもってサービス廃止日を確定いたします。サービス廃止日の属する月の末日をもって本サービスの解約となります」 |
| DTI 光 withフレッツ/シンプルプラン/auひかりプラン | 「DTIの契約は25日締めの当月末解約となるため、解約月の月末までご利用いただけます」 |
(DTI公式FAQ)
光コラボである「DTI光」の場合、廃止日は締日で機械的に決まるのではなく、DTIからの電話連絡をもって確定します。他社の解説記事に「毎月25日までの手続きで当月末解約」と書かれていることがありますが、それはDTIの別のプランについての規定です。
実務的には、解約を申請したあとの電話で希望日と廃止日を確認し、乗り換え先の開通予定と重ならないよう調整するという順番になります。「25日までに連絡すれば今月末で切れるはず」という前提で先に工事日を押さえると、ずれる可能性があります。
(なお、光コラボから光コラボへ乗り換える場合は、そもそも解約ではなく「事業者変更」の手続きになるため、この締日の話は関係しません。)
契約を切る前に確認する4つ
解約後では引き継ぎが難しくなったり、追加費用や再手続きが必要になったりするものです。
- メールアドレス(`@dream.jp`):銀行やショッピングサイトの登録先に使っていないか。残したい場合は、解約するプランをメール専用の「Ubicプラン」(月330円)へ変更するという方法があります(DTI公式)
- DTIひかり電話の番号:番号を引き継ぐなら、解約ではなく乗り換え先への手続きが必要です
- DTI光テレビ(990円/月):乗り換え先に同等のサービスがあるか
- レンタル機器:ホームゲートウェイ・Wi-Fiルーターは返却が必要です
番外:DTIには、名前が紛らわしいサービスが複数あります
ここまでは光コラボの「DTI光」の話でした。契約しているものによって、条件がまったく違います。
| サービス名 | 中身 |
|---|---|
| DTI光(ファミリー/マンション/クロス) | 光コラボ。回線+プロバイダをDTIにまとめて契約 |
| DTI 光 withフレッツ | NTTのフレッツ光を契約したまま、プロバイダだけDTI |
| DTI 光シンプルプラン | 同じくフレッツ光向けのプロバイダ契約 |
| DTI with ドコモ光 | ドコモ光のプロバイダとしてのDTI |
| Ubicプラン | 接続はできない、メールアドレスだけのプラン |
請求明細のサービス名が「DTI 光 withフレッツ」「DTI 光シンプルプラン」の方は、この記事のDTI光とは解約条件も締日も違います。 さらに、この2つは2026年に料金改定があり、withフレッツについては期限までに同意しないとプランが自動解約されるという重要な期限があります。詳しくは2026年の光回線値上げ一覧にまとめました。
個人的な見解として
私はDTI光の担当ではなく、この記事は公式情報を確認して書いたものです。そのうえで、光コラボ全般を見てきた立場から言えることが1つあります。
「解約金0円だから、不満があるならすぐ乗り換えるべき」とは思いません。 工事費の残債が残っていれば数千円から2万円強が一括で来ますし、乗り換え先でもまた工事費の分割が始まります。速度の不満がIPv6の未申込やルーターの世代で説明できるなら、そちらを直す方がはるかに安く済みます。 縛りがないということは、慌てて動く理由もないということです。乗り換えを検討するのは、無料でできることを試したあとで十分だと思います。
まとめ:手間の少ない順に、今日やること

① MyDTIでIPv6(IPoE)接続サービスの申込状況を確認する(無料・電話不要)
1ギガのファミリー/マンションプランは、申し込まないと適用されません。対応機器は「IPv6対応」という表示では判断できないので、ひかり電話用のホームゲートウェイなら型番一覧で、市販ルーターならDTIが案内するJPIXの対応機器一覧で、型番を確認してください。 ただしIP電話・固定IP・ダイナミックDNS・一部のVPNは使えなくなり、申し込み後の取り消しはできません。
② 直近3か月分の請求明細を見比べる(無料・電話不要)
月330円のホームゲートウェイ、990円の光テレビ、550円のリモートサポート。auセット割の割引行が入っているかもここで分かります。
③ 平日の日中に、DTIカスタマーサービス(0570-00-4740/10:00〜17:00)へ電話する
auセット割の申し込みと、不要なレンタル機器の解約。auのプラン名を伝えて、対象かどうかと割引額を先に確認してください(申し込み後のキャンセルはできません)。ナビダイヤルで通話料がかかり、IP電話からはかけられないので、用件をまとめて1回で済ませるのが現実的です。
④ 乗り換えを考えるなら、工事費の残り回数を確認してから
24回の請求・割引が終わる前だと、残りが一括請求されます。事業者変更でも対象です。また、手続きをした時点ではサービスの廃止日が確定しない(DTIからの電話連絡で確定する)ので、先に乗り換え先の工事日を押さえないでください。
これから契約する方も、すでに契約している方も、判断の材料になるのは他人の評判ではなく自分の契約内容です。MyDTIと請求明細を開くところから始めてください。
主な参照元
- DTI「IPv6(IPoE)接続サービス」/特設サイト・ご注意事項/対応機器一覧
- DTI「DTI 光 セット割」(auセット割・SIMセット割の割引額と適用条件)/UQ mobile「自宅セット割の対象となるご自宅のインターネット一覧」
- DTI「DTI 光 ご利用料金」(工事費の分割・機器レンタル料)
- DTI FAQ「解約の手続き後、いつまでサービスを利用できますか。(接続サービス)」(プラン別の解約日)
- DTI「DTI 光」トップページ(月額料金・特典・開通月の解約)
そのほか、ご利用開始までの流れ、オプション、ホームゲートウェイ交換の窓口、IPv6の設定と遅いときの対処法を参照しています。
料金・適用条件・機器仕様・解約の規定は、DTI(株式会社ドリーム・トレイン・インターネット)の公式情報を2026年7月26日に確認しています。UQモバイルの自宅セット割の対象一覧はUQ公式で同日に確認したもので、対象事業者は更新されることがあります。auの料金プラン名はau公式(2026年7月26日時点)によります。金額はすべて税込です。
「現役営業の現場から」と記した部分は、DTI光での事例ではなく、光コラボ全般について私が受けた相談に基づくものです。全契約者に当てはまる統計ではありません。
速度はベストエフォートで、地域・建物の配線方式・宅内環境・利用時間帯によって大きく変わります。料金・特典・対象のau料金プラン・対応機器は変更される場合があるため、自分の契約がどうなっているかは必ずMyDTI・請求明細とDTI公式サイトでご確認ください。


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